CAE解析
CAE解析の活用により、性能解析技術力およびお客様への提案力の向上を実現しています。CAE解析の結果をもとに、確からしさを検証するため、評価設備を使用します。
- ボデー
- 排気系
CAE解析に関わる技術
衝突解析
- 車両全体の解析モデルの作成から始まり、新規構造を取り入れたボデー部品が衝突時に乗員の生存空間確保できているかを確認しています。衝突現象を分析し、対策部位を特定することで、軽くて強い、お客様のニーズに応えた効率のよい構造を提案します。
成形解析
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冷間超ハイテン材は硬いため、成形する際にワレやシワが発生することが多く、目標の形状にするには加工工程に様々な工夫が必要になります。
そのため、何ヶ月もかけて成形シミュレーションを繰り返し行い工法の検討をします。
衝突・成形解析が使われている製品
CAE解析に関わる技術
音響解析
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排気系システムの音色、消音特性を解析します。
音圧レベルを予測し、騒音規制に対応するため、消音構造の最適化、絞り込みに使用しています。
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音響解析が使われている製品
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排気系システム
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使用する評価設備
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無響室(排気管のみ)
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無響室(実車)
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流体解析
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消音器の中のガス流れを可視化することにより、抵抗の少ない構造を見出しています。
排気管の中で、どのように渦を巻いて流れているか可視化しつつ、どれくらいの抵抗値を持っているかを評価します。
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流体解析が使われている製品
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排気系システム
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エキゾーストマニホールド
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使用する評価設備
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定常流試験機
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振動解析
- 排気管から車に伝わる不快な振動を下げるため、振動解析を行い、ボデーへの伝播を緩和します。
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振動解析が使われている製品
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排気系システム
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使用する評価設備
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12.5トン加振機
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多軸加振機
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熱応力解析
- 排気ガス温度の上昇と下降を模擬した熱応力解析により、最弱部位および寿命予測を行うことで、開発品の信頼性を向上させています。
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熱応力解析が使われている製品
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エキゾーストマニホールド
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使用する評価設備
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エンジン耐久ベンチ
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高温ガス発生装置
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