アルミダイキャストと鉄の異材接合を
採用したインパネリインフォースメント
アルミダイキャストと鉄を接合し、操舵性とコストを両立させた製品
従来の鉄に加え、運転席側に大型アルミダイキャストを採用したことにより、操舵性を向上させると同時にコスト上昇を押さえたインパネリインフォースメントで、日本車で初めて採用されました。
当製品における世界初の新工法
当製品では、フローフォーム接合※という方法により、鉄とアルミという異なる母材を接合することに成功しました。
当接合方法は、一般的には板状の2部品を接合時に、反対側を押さえながら、片側からの接合を行いますが、当社は、パイプ状の2部品を接合時にパイプ内側を押さえることなく、片側からのみ接合する世界初の新工法を確立しました。
この新工法によりパイプに穴をあける、もしくは、ナットを付ける等の前工程を実施することなく、異材パイプ2部品を接合することが可能になりました。
当工法は、世界初であり、特許(第6606110号)を取得しています。
※フローフォーム接合について
ネジを押し込みながら回転させることにより、摩擦で母材を加熱し、半溶融状態でネジを貫通させ、冷えて固めることにより、異材接合を可能にする接合方法です。