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緑工場の土壌汚染に係る報告について

フタバ産業株式会社(代表取締役社長:魚住 吉博)は、弊社緑工場内の土地の形質の変更に伴い、土壌汚染対策法に基づく調査を実施している中で、一部で基準を超える特定有害物質を検出しましたので、下記の通りお知らせいたします。
昨日2月6日、当社は本調査結果を豊田市に報告いたしました。
近隣住民の皆様には、ご迷惑をおかけしないよう豊田市の指示のもと対応してまいります。



1. 調査概要
・調査対象地:フタバ産業株式会社 緑工場 敷地内
                                愛知県豊田市緑ヶ丘6丁目1番地
・調査対象面積:23,550平方メートル
・調査期間:2024年12月3日~2025年1月20日

                 
2.土壌調査結果  (1) 土壌溶出量 次表のとおり法に規定する土壌溶出量基準を超過しました。
特定有害物質名 土壌溶出量基準 測定結果 超過区画数
六価クロム化合物 0.05mg/L以下 0.02未満~7.1mg/L 1
シアン化合物 検出されないこと 0.1未満~0.5mg/L 3
鉛及びその化合物 0.01mg/L以下 0.001未満~0.15mg/L 8
ふっ素及びその化合物 0.8mg/L以下 0.08未満~2.3mg/L 12
ほう素及びその化合物 1mg/L以下 0.1未満~7.6mg/L 5
※調査区画は167区画あり、調査対象地を10メートル格子で分割した区画数です      
(2) 土壌含有量 次表のとおり法に規定する土壌含有量基準を超過しました。
特定有害物質名 土壌含有量基準 測定結果 超過区画数
鉛及びその化合物 150mg/kg以下 1~810mg/kg 3
※調査区画は167区画あり、調査対象地を10メートル格子で分割した区画数です

 

3. 土壌汚染の原因
緑工場では、1978年~2021年まで電気めっき、電着塗装を行っており、当時、そこで使用していた副資材には、今回土壌から検出された特定有害物質が含まれていたことを確認しています。このことから、過去に行っていた事業活動によるものと考えられます。なお、2022年以降の使用実績はございません。

 

4. 現状及び今後の対応
現在、土壌汚染が確認された場所については、コンクリート舗装又は不透水シートによって覆われており、工場敷地外への汚染土壌の飛散や流出の恐れはありません。また、現時点では社員や周辺住民への健康被害は確認されておりません。
引き続き土壌汚染状況調査を行い、豊田市の指導のもと、詳細調査及び措置方法を検討してまいります。

 

5. 本件に関するお問い合わせ先
フタバ産業株式会社 総務部
愛知県岡崎市橋目町字御茶屋1番地 ℡:0564-31-2211

以上