フタバ産業株式会社（本社：愛知県岡崎市、社長：魚住 吉博）の製品が、 11月に中東地域で販売開始された新型日産「パトロール^※」に採用されました。

※ パトロール...かつて日本市場でも「サファリ」の名で販売され、現在も中東地域・アフリカ地域・他で販売されている大型SUV。

　

今回採用された主な製品





■排気管の大幅軽量・低コスト化を実現

軽量化を実現させる上ではマフラーのシェル（外筒）の板厚を薄くすることが効果的ですが、板厚を薄くした場合、高温の排気ガスによる熱変形対策と、音性能の維持が大きな課題でした。

そこで今回、解析を駆使しながら開発を進めました。

開発の結果、マフラー内パイプの孔位置を工夫することで、音性能の悪化がなくマフラーシェルが変形しにくい排気ガス流れを見出し、これにより、板厚を薄くすることに成功し、大幅軽量化および低コスト化が実現しました。

軽量化により、製造時のCO₂排出量低減（カーボンニュートラル）にも貢献しています。


◇メインマフラ―断面イメージ図

当社は、これからも環境・社会課題の解決を目指し、培ってきた「技術開発力」と「モノづくり力」を活かして、「環境」「安心」「豊かな生活」で時代をリードしていきます。