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TOYOTA新型「ランドクルーザー"250"」に当社製品が採用

フタバ産業株式会社(本社:愛知県岡崎市、社長:魚住 吉博)の製品が、 トヨタ自動車株式会社から4月18日に発売された新型「ランドクルーザー"250"」に採用されました。

 

今回採用された主な製品
採用製品による効果.png




■中規模組立部品「ルーフサイドインナ サブアッセンブリ」を新たに生産開始

当社では、従来自動車メーカーが実施していたボデー部品の中規模組立部品の生産拡大を進めています。

今回新たに、クルマの後ろ上方部分にあたる「ルーフサイドインナ サブアッセンブリ」の生産を開始しました。

当該部品は、ランドクルーザー"250"に求められる悪路での走破性等、ユーザーの多様なニーズに応えるため、当社のモノづくりの技術を活かし、車体のねじり剛性を強化した形状を実現しました。

また、ランドクルーザーのさまざまなバリエーションに対応するため、順序生産※1を実施し、生産性向上と在庫最適化による省スペース化を実現しています。

※1 順序生産について

ボデー部品の組立時に、自動車メーカーが車両を組みたてる順序通りに部品を生産し、納入する方法です。

(順序生産は2023年10月発売のクラウン(スポーツ)にて先行実施。詳しくはクラウン(スポーツ)のニュースリリースをご覧ください)
TOYOTA新型「クラウン(スポーツ)」に当社製品が採用」(2023.10.09)



■1470MPa冷間超ハイテン材を使用した「フロントピラー アッパアウタ」を新たに生産開始

今回、ランドクルーザーシリーズで初めて1470MPa冷間超ハイテン材※2を使用したフロントピラー アッパアウタが採用され、軽量化と衝突安全性に貢献しています。

量産化においては、先に1470MPa冷間超ハイテン材の使用を実現しているプリウスで得たノウハウを反映させた構造提案を開発段階より織込むことで、問題を早期に解決し、生産準備を円滑に進めることができました。

※2 1470MPa冷間超ハイテン材について

一般的な鋼材よりも非常に高い強度を持ち、板厚を薄くし、軽量化しても十分な強度を確保できる材料



■今回採用された主な製品箇所
◇イメージ図
※オレンジ色:中規模組立部品、青色:1470MPa冷間超ハイテン材、緑色:インパネリインフォースメント
図2.png

また、従来通りのボデー部品やインパネリインフォースメント等、持続可能な社会の実現を目指した製品が採用されています。

当社は、これからも環境・社会課題の解決を目指し、培ってきた「技術開発力」と「モノづくり力」を活かして、「環境」「安心」「豊かな生活」で時代をリードしていきます。