2023.10.09
TOYOTA新型「クラウン(スポーツ)」に当社製品が採用
フタバ産業株式会社(本社:愛知県岡崎市、社長:魚住 吉博)の製品が、トヨタ自動車株式会社から10月6日に発売された新型「クラウン(スポーツ)」に採用されました。
今回採用された主な製品
当社では、従来自動車メーカーが実施していたボデー部品の中規模組立部品の生産を進めています。
また、従来通りのボデー部品やインパネリインフォースメント等、持続可能な社会の実現を目指した製品が採用されています。
■今回採用された主な製品箇所
◇イメージ図
※ 青色:中規模組立部品
中規模組立部品の順序生産と物流最適化
当社では、生産性の向上と多品種少量生産を可能とする順序生産や納入時の物流最適化を行っています。
順序生産とは、ボデー部品の中規模組立時に、自動車メーカーが車両を組みたてる順序通りに部品を生産し、納入する方法です。この生産方法により、自動車メーカーが車両組立時に必要な順序に合わせて納入部品を各パレット※から取ることが不要となりました。
また、中規模組立部品化にあたり、トラック収容数減、トラック往復回数増によるCO2排出量増加への懸念に対しては、物流最適化を行い、対処しています。構想・設計段階から納入する際の「部品収容数」を増やすための提案を「車両性能」「周辺部品」も考慮して、自動車メーカーに行い、物流時のCO2排出量の削減にも貢献しています。
当社では、今回センターフロアパンアッセンブリやホイルハウスアウタ/インナサブアッセンブリ等の中規模組立部品の順序生産をおこないましたが、今後も類似形状の製品を組み込んでいく予定です。
※ パレット...物流に用いる収納容器
◇イメージ図
従来
今回
当社は、これからも環境・社会課題の解決を目指し、培ってきた「技術開発力」と「モノづくり力」を活かして、「環境」「安全」「豊かな生活」で時代をリードしていきます。