リスクマネジメント

基本的な考え方

経営に重大な影響を及ぼす危機を未然に防止するために、業務品質改善活動を推進し、グローバルでのコントロール可能なリスクの低減に努めています。万一発生した場合の被害を最小限にとどめるために、発生したリスク・問題に関して各部署において対応を行うとともに内部統制委員会等、社内に設置した委員会・会議体を通じて経営陣への報告を行っています。今後、グローバル全体のリスクを把握するための体制をさらに強化していきます。

リスク管理体制

リスク管理体制

推進体制

経営に重大な影響を及ぼすリスクについて分析・評価・対策を行うPDCAサイクルを回すために、社内に各種委員会、会議体を設置しています。例えば、安全衛生には安全衛生委員会、内部統制やガバナンスには内部統制委員会、情報漏えいリスクには情報セキュリティ委員会、品質問題には品質機能会議、法令違反リスクには企業倫理委員会等で推進しています。

事業継続計画(BCP)

大規模地震の発生を優先対応リスクのひとつとして位置付け、BCPの整備・見直しを継続的に行っています。
大規模地震等発生時の事業継続に当たっては、人的・物的被害を最小限に止め、地域社会の復旧支援および当社事業活動の早期再開をはかることを基本方針として定めています。その一環で工場建屋の計画的な耐震改修や南海トラフ地震を想定した「全社一斉防災訓練」、「図上訓練」等を実施しています。
また、グループ全体でのBCP活動を推進していくため、年4回「BCP対策会議」を開催しており、2022年度からはIT-BCP分科会を設置する等、活動の幅を広げ、レベルアップをはかっています。

情報セキュリティ

昨今、サイバー攻撃による情報漏えいやデータ消失、システム停止の社会的問題が増加する中、当社は情報セキュリティ基本方針の下、顧客情報や自社の機密情報、個人情報等あらゆる情報資産を適正に管理、保全する事が企業の社会的責務と考えています。情報セキュリティリスクを重要な課題と捉え、法令遵守、経営基盤の維持、セキュリティレベルおよびサイバー空間における安全性の確保、情報セキュリティマネジメントを実践しています。

情報セキュリティ推進体制

情報セキュリティ推進体制

取り組み内容

※3 自工会...一般社団法人日本自動車工業会

※4 部工会...一般社団法人日本自動車部品工業会